こんにちは!QuAx.です。
18日にinternetの再開通が決まりました。
これでようやくQuAx.でのblogが出来ます。
ですので、自宅からの1日遅れの投稿も今日が最後になると思います。
サロンから大きく外れたお話もこのくらいにします。
退屈なお話にお付き合い頂きましてありがとうございました。
昨日ご来店されたお客様は「北極調査隊」の方でした。地球温暖化はかなり急速に深刻に進んでいるそうです。
地球規模的に対策を講じなければ難しいとおっしゃっていましたが、個人レベルで出来ることはございませんか?と尋ねたところ「自動車を少し控えて電車等に乗ればCO2の排出はかなり抑えられますね」確かに・・・!?
そんな訳で今日は究極のエコ・カー・・・bicycleのお話です。
皆さんは「モールトン」というちょっと風変わりとも思える形の自転車をご存知でしょうか?
モールトン自転車は革新的なエンジニアリングに基づき 設計され,長いホイルベースと低重心,独特な前後リアサスペンション から生まれるその乗り味は多くのファンを魅了しています。
モールトン社のアレックス・モールトン博士は自転車業界よりむしろ自動車業界で大きな実績を残しています。それは有名なオースチンミニのハイドロラスティック・サスペンションを彼の親友アレック・イシゴニスと協力して開発したことです。
今日も依然としてサスペンションの研究を続行しており、最近ではローバーMGFなどにもモ博士の設計したサスペンションが採用されています。
このように自転車は彼の仕事の一部ですが,自転車に注ぐ情熱は40年を経た現在も健在で、今日の最新モデルも数限りない試作と研究の成果として生まれたものです。
一度乗ったらその軽量,低重心,長いホイルベースからくるシットリした乗心地は忘れられません。また,ロードレーサ、長距離トライアル車としても米国をはじめ世界中で第一級品として激賞されています。
こんなステキなエコ・カーですが、ただ一つ残念なことがあります。
価格がエコではないんです(笑)
最新のダブルパイロンというモデルで100万円は優に下りません・・・。
「地球温暖化阻止計画」としての先行投資的にはあまりにも高すぎですね。
まずは歩くことからはじめましょうか・・・。