2009年8月3日月曜日

Helvetica

こんにちは!
今日はQuAx.の担当です。
今日といいましてもこの投稿は1日遅れです。
じつは、QuAx.のネットワーク回線のトラブルで
ここ数日間、internetに接続が出来ません。
週末のサロンの混雑時にプロバイダーのサポートへと
長々と連絡しているのですが、未だに原因が不明で完治していません・・・。
今日にも別な業者に依頼しようと思います。

そんなわけで、この投稿は自宅からです。

ちょっとマニアックなお話しになりますが
このホームページでも使用しています
「世界で最も有名な書体ヘルベチカ」のお話をさせてください。ラテン語で「スイス」という名前をもったこのHelveticaという書体、スイスの無名作家によって今から50年前につくられた一つの書体にしかすぎませんでした。それが世界中のグラフィックデザインを席捲していきました。


Knoll , Kartell , 3M , FENDI , Nestle(ネスレ), THE NORTH FACE , Lufthansa , CATERPILLAR , evian , Oral-B , SAAB , BMW。


MUJI(無印良品), Panasonic , MITSUBISHI , YKK , Kawasaki , OLYMPUS , EPSON , TOYOTA。

世界的な一流企業、一流ブランドであることはもちろんですが、これまで、どれだけ沢山の広告や印刷物が刷られ、本が出版されてきたでしょう。それらにはすべて、様々な印刷書体がありました。また、パソコンには、数え切れないほどたくさんのフォントが搭載されているでしょう。莫大な数の書体があり、デザインに使用されている。それにも関わらずこれら企業のロゴに、なぜHelveticaばかりが好んで使われているのか?

















ゼロックスやフォードなど名作といわれる数々のCIを手掛けた世界的なグラフィックデザイナー、巨匠、マッシモ・ヴィネリも、このフォントの魅力を、力強く、熱く語ります。


逆に、ルー・リードやトーキングヘッズなどのアルバムカバーのデザインなどでも知られ、日本でも人気のあるグラフィックデザイナー、ステファン・サグマイスターはこう訴えます。Helveticaがいかに官僚的な書体であり、非人間的であるかということを・・・。

普段、何気なく見ている印刷物等の書体・字体。
いざ、ポスターやチラシを作成した時には
あれやこれやと引用に頭を悩ませます。
そんなときについつい頼ってしまう・・・そんなフォントのお話でした。

1 件のコメント:

profile of onodera さんのコメント...

僕も本が欲しいんですが、高いんですよねー。。。

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